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引越しで冷蔵庫を処分するなら、買い替え先か以前の購入店へ、回収日と支払総額を問い合わせるのが出発点です。家庭用の冷蔵庫・冷凍庫は家電リサイクルの対象なので、通常の粗大ごみとは別に手配します。購入店が分からない場合は、市区町村が案内する回収先を探しましょう。
連絡前に、メーカー名・型番・全定格内容積を控えます。退去日、階段やエレベーターの有無、室内からの搬出が必要かも伝えると、日程と料金をまとめて確認できます。
最初に、依頼先と回収日を決める
| 今の状況 | 最初の連絡先 | 伝えること |
|---|---|---|
| 新しい冷蔵庫へ買い替える | 新しい冷蔵庫を購入する店 | 購入時に回収も希望すること。新居への配達先と旧居の回収先が違う場合は両方の住所 |
| 買い替えずに処分する | その冷蔵庫を以前購入した店 | 処分だけを希望すること、回収場所と希望日 |
| 購入店が不明・廃業している | 市区町村の家電リサイクル案内・窓口 | 家庭の冷蔵庫を処分したいこと、搬出を頼む必要があるか |
| 自分で安全に運べる | 指定引取場所と郵便局での手続き | メーカー・容量に合う料金、持ち込み先の受付日・時間と運搬方法 |
買い替えと回収を同じ店へ頼む場合も、旧居と新居が離れているときは、回収可能な地域や別日対応を先に聞きましょう。中古で購入した冷蔵庫なら、その中古品を販売した店へ相談できます。
引越し会社へまとめて頼みたい場合は、見積もり時に品目・回収日・費用を確認します。引越し当日に突然引き取りを頼まず、冷蔵庫が旧居に残らない予定を組んでください。
費用は、リサイクル料金と搬出・運搬を含む総額で見る
回収を頼むときは、メーカーごとのリサイクル料金+依頼先の収集運搬料金が基本です。階段作業などが別料金になる場合もあるので、見積もりでは室内から運び出すところまで含めた総額を聞きます。
メーカーと容量別のリサイクル料金の例
容量は外寸ではなく、冷蔵庫の内側などの銘板にある「全定格内容積」で確認します。小は170L以下、大は171L以上です。読み取れないときは型番を控え、購入店やRKCへ照会しましょう。
| メーカー | 170L以下 | 171L以上 |
|---|---|---|
| パナソニック・日立グローバルライフソリューションズ・シャープ・三菱電機 | 3,740円 | 4,730円 |
| ハイアールジャパンセールス | 3,784円 | 4,774円 |
| アイリスオーヤマ | 4,730円 | 4,730円 |
| オーヤマ | 5,200円 | ― |
税込・リサイクル料金のみ。2026年9月5日にRKCの料金一覧とメーカー別料金(ハイアール/アイリスオーヤマ/オーヤマ)で確認。―の区分に当たりそうな機器は、型番をRKCへ伝えて料金を確かめます。
表にないメーカーや古いブランド名は、RKCのメーカー名検索・製品型名検索で調べられます。手続きには処分時の料金を使い、購入店へ頼む場合は店が案内する支払方法に従いましょう。
見積もりで聞く4項目
- リサイクル料金と収集運搬料金はそれぞれいくらか
- 室内からの搬出、階段、駐車場所などによる追加料金はあるか
- 希望日までに回収できるか。時間帯の指定や立ち会いの条件はあるか
- 日程変更・キャンセルの費用と、支払いの時期・方法はどうなるか
「処分一式」の見積もりなら、内訳と追加料金が発生する条件も書面でもらいます。複数の依頼先で比べる際は、冷蔵庫と搬出条件を同じにして伝えましょう。
自分で指定引取場所へ持ち込む場合の手順
安全に運べる車と人手があれば、自分で指定引取場所へ持ち込む方法もあります。回収業者への運搬料金は不要ですが、リサイクル料金に加えて郵便局の払込手数料や、自分の運搬にかかる費用を見込みます。無理に1人で運び出さず、難しければ搬出を含む回収を頼みましょう。
- メーカー名・型番・全定格内容積を確認し、RKCの料金表で料金とコードを調べる
- 郵便局にある家電リサイクル券へ記入し、リサイクル料金と払込手数料を支払う
- RKCの案内に沿って、受付証明書や利用明細票の写しを券へ貼る。受領証なども保管する
- 指定引取場所検索で持ち込み先の営業日と受付時間を確認する
- 中身を空にし、家電リサイクル券を用意して持ち込む。引き渡した控えを保管する
窓口とATMでは必要な書類の扱いが違うので、RKCの郵便局振込方式の手順を見ながら準備します。払込済みの証明を紛失すると引き渡しなどに支障が出るため、冷蔵庫の回収が終わるまで一緒に保管してください。
引越しまでの準備は、回収日から逆算する
| タイミング | すること | 予定に残すこと |
|---|---|---|
| 引越しが決まったら | 新居へ運ぶか処分するかを決め、回収先へ問い合わせる | 退去日までに回収できる日、立ち会う人、総額 |
| 回収日が決まったら | 説明書で停止・霜取り・排水などの準備を確認する | いつまで使えるか、食品を使い切る・移す予定 |
| 回収前 | 食材、氷、水などを整理し、機種に合う手順で準備する | 電源を抜く時刻、排水方法、搬出経路 |
| 引き渡すとき | 中身と作業範囲を確認し、控えを受け取る | 支払い記録と家電リサイクル券の控えの保管場所 |
回収日は、退去までに余裕のある日を選べると安心です。引越しと同日にする場合は、搬出作業の時間と担当を両方の依頼先へ伝え、重ならないか確認しましょう。家全体の予定は引越し前の片付けスケジュールへまとめられます。
食品を室温へ出したままにせず、使い切るか、適切に冷蔵・冷凍できる場所へ移す予定を立てます。電源を抜く時刻や水抜きの方法は機種によって違うので、取扱説明書と依頼先の案内に合わせてください。庫内には食品などを残さず、銘板も剥がさずに引き渡します。
小型冷蔵庫やワインセラーも、型番で対象を確認する
家庭用のワインセラーやポータブル冷蔵庫なども、対象に含まれます。一方、化粧品専用保冷庫や店舗用ショーケースなどは対象外です。小さいから通常ごみと決めず、RKCの対象機器一覧で確かめましょう。
家庭用の機器は事業所で使っていても対象ですが、業務用として作られた機器は家庭で使っていても対象外です。型番で迷う場合はメーカーへ聞き、対象外の機器は自治体やメーカーの処分案内へ進みます。
売る・譲る・預ける場合も、費用と期限を決める
まだ使える冷蔵庫は、買取や譲渡も候補です。査定額だけでなく、出張・運搬・搬出の費用や、引き取れなかった場合の扱いを聞いておきましょう。買い手が決まるとは限らないため、別の処分方法へ切り替える期限も決めます。
一時保管を考えるなら、冷蔵庫を受け付けるか、乾燥・水抜きなどの条件、運搬費と期間全体の料金を預け先へ確認します。取り出す日と解約の申し出期限も決め、トランクルームの費用・設備・解約条件の比べ方で比較しましょう。
ほかの家財も手放すなら、不用品の処分方法の比較、粗大ごみの料金と申し込み方、実家の片付けの始め方も利用できます。
よくある質問
- 冷蔵庫は粗大ごみとして出せますか?
-
家庭用の対象冷蔵庫は、通常の粗大ごみとは別に家電リサイクルのルートで処分します。買い替え先か購入店へ頼み、購入店が分からなければ市区町村の案内で回収先を探しましょう。
- 処分費用はいくらかかりますか?
-
メーカーと容量に応じたリサイクル料金に、依頼先の収集運搬料金を加えます。室内からの搬出や階段などの追加費用も含む総額を、申し込み前に聞いてください。
- 引越し当日の回収でも間に合いますか?
-
回収先の空き日程と作業条件によります。退去までに余裕のある日を選び、同日にする場合は引越しと回収の双方へ時間・作業範囲を伝えて調整しましょう。
- いつ電源を抜いて水抜きすればよいですか?
-
必要な準備と所要時間は機種によって違います。回収日が決まったら取扱説明書と依頼先の案内を確認し、食品を適切に保管できる場所も先に用意してください。
制度・料金の確認先
- 環境省:家電リサイクル法の概要・料金の仕組み・購入店の引き取りと管理票
- RKC:家電リサイクル料金一覧表

